拍手御礼
山本「と、いうことだから獄寺。俺たちでお礼をすることになったから」
獄寺「おう、仕方ねぇな。で、お礼って何をするんだ?」
山本「それについてはいろいろと考えてきた。取りあえずこれを着てくれ!」
山本は横においてあった紙袋の中から、何やらゴソゴソと取り出す。
獄寺「おい、これはどういうつもりだ? 山本?」
山本「見て分かんないか? ナース服だよ」
獄寺「ふざけんな!!! またこんなネタかよ! もうちょっと考えろよ管理人!」
山本「なんでだよ! 獄寺はせっかく拍手をしてくれた人たちの期待を裏切るつもりか!? それでツナの右腕が務まるとでもおもってるのか!?」
獄寺「いや、務まるだろ。普通に」
山本「いいか、ナースは白衣の天使だ。こうストイックな純白の制服に萌を感じるというか……」
獄寺「とりあえず今すぐ世界中のナースに謝れ! お前は!」
山本「ごめんなさい! だから着てくれ!」
獄寺「反省が感じられねぇよ!」
山本「んで俺が医者の役な。先生お注射してくださいとか言って欲しい」
獄寺「言うと思うか!? なあ、俺がいうと思うのか!?」
山本「折角小道具の聴診器とかも用意してきたのに……」
獄寺「何をさせるつもりだったんだよ!?」
山本「でも、このままだと折角拍手してくれた皆さんに申し訳ねぇし」
獄寺「なんと言われても俺は嫌だ! 大体俺のナース服なんてみたいの、お前と管理人ぐらいだろうが!」
山本「……意外とそうでもないような」
獄寺「何か言ったか!? あぁ!?」
山本「いや、何も!」
獄寺「んで、どうするんだよ?」
山本「こうなったら仕方ない」
獄寺「おお?」
山本「俺が着る!」
獄寺「やめれぇえぇえ!!!」
山本「なんでだよ!? 大丈夫、ちゃんとお注射してくださいって言ってやるから!」
獄寺「見当違いな気配りだ!!!」
山本「ええー。獄寺は俺のナース姿見たくねぇ? 本当はみたいんだろ?」
獄寺「みたくない! いや、本当に見たくない! 信じてくれ、みたくない!」
山本「強がるなって! 医者の白衣きた獄寺も見たいし」
獄寺「何の話だ!? 俺が医者のコスプレって、それいつ決定したんだよ!?」
山本「何でだよ? 不満か?」
獄寺「不満じゃないとでも思ったのか!? 」
山本「ハハっ!」
獄寺「あああ! 止めろ! 着るな!」
山本「男にはやらなくちゃいけねぇ時があるんだよ、獄寺」
獄寺「今じゃない! それ絶対今じゃねぇよ!」
山本「ま、細かいことは気にすんなって! さ、獄寺も!」
獄寺「やめてくれぇええええええええ!」
ええっと、馬鹿でごめんなさい。
しかも拍手のお礼がまたこんなのでごめんなさい。
でも楽しかった、テヘ!
拍手どうもありがとうございました!
いつも力ももらっています!!