君の声が聞こえたなら。
部屋の大掃除をするから手伝いに来い、と。
(獄寺のエプロン姿ちょーかわいい……。あとで裸エプロンとかしてくんないかなあ) 絶対しない。 (ああもう、獄寺のこんな可愛い姿見れるんなら、大掃除だって俺いつでも手伝う。ていうか一緒に住もうぜ獄寺) 聞こえていないと思えば好き勝手独白してしまうが、仕方ない。 「山本」 その部屋の掃除も一通りおわって、コンビニのおにぎりとカップラーメンをおごってもらって、だらりと寝転がって一息 「年末には大掃除をするもんだって十代目がおっしゃてだな」 ちょっと下をむいて照れたように謝る。 (ほんとかわいいなー獄寺。結婚してくんないかなー) 家具の位置がかわって、いつもと少し違う部屋。まだエプロンをつけた、いつもより少し素直な恋人。 「俺、獄寺が呼んでくれるんなら、どこでも行っちゃうんだろうなあ」 こうやって一緒にいればいるほど、いつもと違う獄寺が見られるから。 (あとどれくらい、色んな獄寺を見られるんだろう) 訝しげな目で見てくる獄寺に軽く口付けると、耳まで赤くして山本に抱きつき返した。 「……するか?」 まさか獄寺の口から聞けるとは思わなかった言葉に、不覚にも聞き返してしまう。 「いや、ゴメン、つい。ていうかする! 絶対するっ!」 じゃあしない。とか言われては宝くじより確立の低い獄寺の気まぐれが無駄になってしまうので、獄寺が二の 「ばぁか」 獄寺が小さく笑う。 いつもより少し綺麗な部屋。いつもより少し素直な恋人。 「好き」 もう一度囁くと、しつこいと怒られて唇を塞がれた。 「黙ってしろ」 なんて可愛いことをいうから、その後はもう言葉もなくて。
ついばむように獄寺の体中にキスをおとしながら、もしかして今なら裸エプロンしてもらえるんじゃないかとか、 |
獄寺の裸エプロンが見たいんです。
いきなり本音トークで申し訳ないです。(本音なんだ!?) でもだって、見たいんだもん!!
もう私の部屋の大掃除が終わらなくて終わらなくて、腹が立ったので山本と獄寺も大掃除をすればいいと思いました。
裸エプロン……(まだいってるよ)