sea turtle
暗い体育倉庫で獄寺の叫びが響くけれど、当然山本は無視をした。 「獄寺、乳首たってる」 人差し指で弄びながら、なるべく低い声でいえば獄寺の耳が一瞬で赤く染まった。 「ま、まじでやめろって……、人が来る」 山本を押し返したり頭を振ってみたり唇を噛んでみたり。 「も、がまんできねー。助けて? 獄寺」 舌先で獄寺の唇の形をゆっくりとなぞり、あいた口から侵入して中を犯す。 (あんな獄寺みて、冷静じゃいられるかっつの) すでにとろんとした目の獄寺に安心させるように笑って、ぎゅっと抱きしめた。
「ん……」 しかも獄寺があえいでいる。 「最近テレビでピンポン玉くわえて、どんなに面白くても口からおとしたらだめっていうのがあるらしくてさ。皆でそれをやってるんだよ」 最初は獄寺は絶対嫌だと断ったらしいが、ツナにやろうといわれて仕方なくさせられているらしい。 (ツナのやつ……) 俺がいないところで獄寺であそびやがって……と、腹がたつ反面「でかした」といいたい気もする。
そしてもちろんそんな獄寺の姿をみて山本が冷静でいられるはずもなく、今にいたるわけである。 「……は、ぁん、あ……や、もとぉ」 唾液をのせた舌で何度も獄寺の胸の飾りを舐る。硬いマットの上に押し倒して、抵抗をなくした獄寺 「ま、じで、すんのかよっ」 熱を含んだ声と目でとわれて、山本はごくりと喉をならす。 「まじで、したい。 ダメ?」 ダメといわれても止まる気なんてないくせに。 「はっ、ん……!?」 落とすなよ? といって指でピンポン玉をおさえながら自分は下に移動し、立ち上がった獄寺自身を 「んっ、 ん、んんん!」 逃げる腰を追いかけるように空いた手で捕まえて、食べるように口にくわえた。 「ふ、ん……んぁ、ん」 無理にピンポン玉をくわえさせられているその隙間から唾液がおちる。山本はそれを指ですくいとって、そのまま後ろの蕾にあてた。 「やらしーのな。お前のここ」 ゆっくりと指を侵入させれば、熱い内壁がなかへと誘う。前は口で、後ろは指で犯すと指を離した隙 「そうだ」 そして悪戯を思いついた子供のように笑って、獄寺の前と後ろを開放した。 「んぁ……」 おもわず求めるような声がこぼれて、あわてて獄寺は口を押さえる。耳だけではなく全身をあかく染 嫌な予感がする、と思ったときには遅かった。 「くわえてみろよ」 くい、と少し押さえてやると獄寺の頭がいきよく横にふれる。 「む、む、むりだ! 絶対むり!」 ならお前がやれよ、と言おうとした所でまた力を加えられた。山本のものより随分とちいさいそれは入らないこともないだろうが、冗談ではない。愛する恋人のものだから我慢して羞恥に耐えているというのに、そんなわけの分からないものを体内にいれるなんて想像するだけで身震いがした。 涙まで浮かべて懇願するのに、 「大丈夫、こわくねぇから」 と恋人は話をきかない。 「ひぁ、ぁああっ、んっ!」 小さな入り口が白い玉を飲み込んでいく。大きく足をひろげさせて、その様子をじっと見詰めている 「や、やめ……むりだから、やめろって……」 目が零れ落ちるんじゃないかというほど涙を流しながら、獄寺は頭をふって懇願する。その表情が、また山本を煽っていく。 「でももう、飲み込んじゃったぜ?」 「もう一個ぐらい、いけそうだな」 悲痛ともいえる叫びを無視してまた、中へ。先に入っていた異物が押されて中にいけば、また一つ高い声がもれた。 「も、も、おかしくなるっ」 獄寺の息が荒い。肩が恐怖と快感で震えている。 「は、ぁ、ん、はぁ……も、も……無理、んん」 信じられないと、おおきく目をみひらく獄寺の前を、手で包み込むように下から上へと扱いていく。 「ん、ぁ、いやぁ、……むり、だ、むりだから……っ」 そういって獄寺の腹を手のひらでおさえると、小さく蕾がひらいて中から白いものが顔をだした。 「やぁ、ん……」 またくいっと腹を押せば、今度こそピンポン玉が獄寺の中から零れ落ちる。山本はそれをひろって、わざと獄寺の目の前で舐めた。 「熱くなってる」 たえらないとばかりに獄寺の両手が顔を覆う。その隙間から流れ落ちる涙を舌ですくって、また腹をおさえた。 「今度こそ、一人でだせよ? じゃないと、ずっと中に入ったままだし」 中にいれたまま俺のいれてほしい? と低い声でとわれれば、獄寺は首を横にふるしかない。 「ん……」 獄寺の唇がつよく結ばれて白くなっていく。その代わりとばかりに顔は真っ赤だ。 「はぁ、ん……んぁ」 ぽろぽろと獄寺の涙がこぼれて、ピンポン玉が中から零れ落ちた。その瞬間先端に爪をたてると、勢いよく白濁が飛び出す。 「あぁ、あ……んぁ」 獄寺の頭をなでてやりながら残ったものまで搾り出そうとするように、前をしごく手をとめない。 「っく、しょ……や、もと」 確かにこれはあとで殴られても仕方ないなと思いながら、どうせ殴られるならとばかりに今も欲しそうに震えている後ろの窄まりに自身をあてた。 「あとで、な」 まあ歯の一本ぐらいなら、獄寺のこんな姿をみれた代償としてはやすいかもしれないと、山本は一人笑みをかみ殺した |
当時ちまたでブームになったUMIGAMEぷれい。
スミマセンスミマセンスミマセンー!